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OutBrick実践

カラーソートパズルのコツ:少ない手数でクリアする方法

色分けパズルのステージの読み方、先に出す色の選び方、1手もむだにしない進め方を、スターのルールとあわせて。OutBrickのデザイナーが解説します。

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  • 公開日
クリーム色の背景に並んだ赤、黄、ターコイズ、紫、青、緑のポッチつきブロックの列と、OutBrickの実際のステージ、スター3つのクリア画面
ジャーナルのイラスト

カラーソートパズルにはいくつかの種類があります。液体を試験管から試験管へ注ぐもの、棒に積んだものを仕分けるもの、そしてブロックを同じ色のゲートからスライドして出すもの。OutBrickのブロックはいまも同じ色のゲートから帰っていくので、このコツもOutBrickを前提に書いていますが、基本の力はどの種類にも通じます。どの色が出る準備ができているか、どの色が埋もれているか、どの色が知らないうちにみんなの邪魔をしているかを読み取ることです。少ない手数でクリアできるかどうかは、この読みを10手目のあとではなく、最初の一手の前にできるかどうかでほぼ決まります。

最初の一手の前にステージを読む

節約できる手数は、最初の一手の前にどれだけ見たかで決まります。ステージで3つのことを探しましょう。1つ目は、すでにゲートまで道が空いている色。2つ目は、2色以上をふさいでいるブロック。ステージ全体がそのブロックを軸に回っています。3つ目は空きスペースの場所。どんな計画も、そこを通ることになるからです。

次に画面上部を見ます。OutBrickのステージはどれも、最初のタップから目標と手数の上限を表示しているので、何かを使う前に予算がわかります。上限はソルバー自身が見つけた解き方をもとに決められているので、よいヒントになります。上限が少なければすっきりした解き方があるということで、その倍の手数がかかる計画は、たぶん何かを見落としています。

色を見分けるために、ゲームが用意しているものはすべて使いましょう。OutBrickの色覚サポートモードは最初からオンで、すべてのブロックとゲートに記号がつくので、色合い、形、ポッチのすべてが色を伝えます。色覚に特に問題がなくても、赤とピンク、紫と青のような近い色をひと目で見分けるのに記号が役立ちます。アクセシビリティのガイドラインも昔から、色だけで情報を伝えてはいけないと勧めています。

最後に、ステージの形そのものを見ます。OutBrickのステージはすべてが長方形ではなく、H字、L字、十字形のフィールドもあります。フィールドの2つの部分をつなぐ細い通路は、ブロックが詰まりやすい場所です。どのブロックがそこを通る必要があるか、どんな順番で通すかを早めに考えておきましょう。

出典1World Wide Web Consortium. (n.d.). Understanding Success Criterion 1.4.1: Use of color. Web Accessibility Initiative.

いちばん多くを解放する色から出す

つい最初にやりたくなるのは、今すぐ出られるブロックを出すことです。それが正解のこともあります。でも多くの場合、それは出しても何も開かない端のブロックで、ゲートまで3手かかる真ん中のブロックが、ステージの半分を止めていたりします。何かを出す前に、それぞれの出口で何が開くかを考えましょう。大きなブロックが真ん中から出ていくと、かたまっていた一角が3本の使えるレーンに変わることもあります。

ブロックをどこに置いたままにするかにも注意しましょう。自分の色ではないゲートの前に残したブロックは、もう一度動かすまで壁になり、その「もう一度」は本来いらなかった一手です。ブロックをどかすときは、次に邪魔にならない場所へ送りましょう。

ステージの難しさがどう分布しているかを知っておくと役立ちます。ぎっしり詰まったステージでは、最初の数手がいちばん高くつきます。どのマスも埋まっていて、スライドのたびにできることが変わるからです。最後の数手はほとんどタダです。そのころにはステージの大半が空いていて、残ったブロックは家まで一直線だからです。うっかりしたスライドが3手分の修正につながる序盤に頭を使い、終盤は気楽にいきましょう。

  • まずは2色以上をふさいでいるブロック。
  • 次に、出すと必要なレーンが開く色。
  • かんたんで孤立した出口は最後に。ただし、今すぐ必要なスペースを生むなら別です。
  • まだ使い終わっていないレーンをふさぐ位置に、ブロックを置かないこと。

一手ずつではなく、まとまりで計画する

ワーキングメモリーは小さなものです。よく引用されるCowanの研究のまとめでは、その容量はおよそ4つのまとまりとされていて、単独の手を10手先まで計画してもうまくいかないのはそのためです。代わりに「意図」で計画しましょう。「黄色を出す」「右のレーンを開ける」「凍ったブロックを溶かす」。出口から逆にたどるのは、こうした意図を見つけるいい方法です。意図ひとつは2〜4手のまとまりで、2つか3つなら楽に覚えておけます。

それぞれのまとまりの前に、何手かかるかを数え、上限までに残っている手数と比べましょう。持っている手数より多くかかるなら、そのまとまりは間違いです。途中で気づくより、今気づくほうがずっと安上がりです。カラーソートパズルでむだになる手の多くは、同じいくつかのくせから生まれます。ブロックを行ったり来たりさせる。長いスライド1回で済むところを2回動かす。ブロックをまた置いてしまったせいで、同じレーンを2回片づける。

この3つすべてに効く小さな習慣があります。まとまりに取りかかる前に、その最後の一手を言葉にしてみることです。終わったとき、それぞれのブロックはどこにあるか?最後の状態が思い浮かばないなら、そのまとまりは長すぎるので分けましょう。思い浮かぶなら、途中で考え直さずに最後まで動かします。行ったり来たりは、まとまりの途中で迷うことから生まれるからです。

出典2Cowan, N. (2001). The magical number 4 in short-term memory: A reconsideration of mental storage capacity. Behavioral and Brain Sciences, 24(1), 87–114.

OutBrickの手数とスターのしくみ

OutBrickのスターは説明もかんたんです。スターはステージのスコアで決まります。目標を達成するとクリアで、そのとき残っている手はすべてブラスターになってスコアを押し上げます。ゲームがロープで表している上限は、手数の上限であって時計ではありません。ゲーム中にカウントダウンは一切ありません。

ここから、見落とされがちなことがひとつ出てきます。節約した1手は、そのままスコアになるということです。各ステージ最初のアンドゥは無料で、なくなることもなく、スターはもうアンドゥを数えません(アンドゥを使うと3つ目のスターを失う古いルールは、ブラウザ版のデモにだけ残っています)。スター3つにこだわるなら、1手1手を点数だと思って、試すのは頭の中で。クリアだけが目的なら、遠慮なくアンドゥを使いましょう。そのためのものです。

手数が足りなくなったら、まず「あと5手」が提案されます。1回の挑戦の中で、300コイン、次は500、その次は900です。追加の手数でクリアを救えることはあります。ただ、スターが増えることはあまりありません。そのころには、ブラスターに変えられる手がほとんど残っていないからです。いちばんの対策はもっと手前にあります。最初にステージをじっくり読むことです。

こっそり手数をむだにする5つのくせ

予算オーバーでのクリアの多くは、いくつかのくせのどれかが原因です。どれも、自分がやっていることに一度気づけば直すのはかんたんです。ここで出てくるステージのギミックは、OutBrickの遊び方ガイドですべて紹介しています。

  • かんたんな色を先に出して、難しい色が通るはずだった場所にブロックを置いたままにする。
  • 凍ったブロックは3回スライドしないと溶けないことを忘れる。始める前に、そのスライドを予算に入れておきましょう。
  • カギと錠前を後回しにする。ステージの一部を開けるものなので、何が開くのか早めに確かめましょう。
  • ジェネレーターがあるのに、空きマスを全部埋めてしまう。ジェネレーターは新しいブロックを出すので、やってくるブロックの場所を残しておきましょう。
  • ベルトコンベアや木箱を背景だと思う。ベルトコンベアは上にあるものを動かし、木箱はどのレーンが開いているかを決めます。最初の一手から、両方を計算に入れましょう。

よくある質問

役に立つ答えをいくつか

カラーソートパズルでいちばんいい攻略法は?

動かす前にステージ全体を読むことです。出口まで道が空いている色、2色以上をふさいでいるブロック、空きスペースの場所を見つけましょう。そのうえで、出すといちばん多くを解放する色から出し、2〜4手の短いまとまりで計画します。

OutBrickでスター3つを取るには?

高いスコアをねらうことです。スターはステージのスコアで決まり、目標を達成したときに残っている手はブラスターになってスコアを押し上げます。少ない手数でクリアするほど、スターは増えます。

無料のアンドゥを使うとスターが減りますか?

いいえ。スターはアンドゥの回数ではなくステージのスコアで決まるので、無料のアンドゥは学ぶために使えます。アンドゥで3つ目のスターを失う古いルールは、ブラウザ版デモのクラシックなステージのものです。

色覚に特性があってもカラーソートパズルは遊べますか?

はい。ゲームが色以外の手がかりを用意していれば遊べます。OutBrickの色覚サポートモードは最初からオンで、すべてのブロックとゲートに対応する記号がつくので、色合いだけでなく形でも仕分けられます。詳しくはアクセシビリティのページ(英語)をご覧ください。

APA 7

参考文献

参考文献は原語のまま記載しています。出典が研究ではなく、スタジオ自身の歴史や報道記事である場合は、本文の該当箇所でその旨を明記しています。

  1. World Wide Web Consortium. (n.d.). Understanding Success Criterion 1.4.1: Use of color. Web Accessibility Initiative. www.w3.org/WAI/WCAG22/Understanding/use-of-color(新しいタブで開きます)
  2. Cowan, N. (2001). The magical number 4 in short-term memory: A reconsideration of mental storage capacity. Behavioral and Brain Sciences, 24(1), 87–114. doi.org/10.1017/S0140525X01003922(新しいタブで開きます)

執筆

Mourad Hamdi

Mouradは、用事と用事のあいだに遊べる、小さくてていねいなゲームをつくっています。OutBrickは、もっと落ち着いて遊べるゲームを目指す彼の実験です。

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